ショーツの基礎知識

ショーツには複数のタイプが存在します。そのため、自分に合ったタイプを選ぶことが大切です。

・スタンダードタイプ

一般的なショーツ全般を指します。はき込み丈の位置は、ウエスト（へその位置）よりも少し低めです。骨盤底筋サポートを目的としたショーツなどは、はき込み丈がウエストより高い位置となります。

・ビキニタイプ

はき込み丈の位置がスタンダードタイプよりも浅い位置にくるショーツです。股上やサイドの布面積が小さいものだけでなく、フルバックもあります。総レースなど、かわいらしいデザインが多いことも特徴です。

・ローライズショーツ

股上が浅いタイプで、ヒップハングとも呼ばれます。はき込み丈の位置は腰骨のあたりです。

・Tバック

背面の生地がお尻をほとんど覆わないタイプです。下着のラインが出にくいため、パンツスタイルに適しています。

・ハイレグショーツ

脚ぐりのカットが太ももの付け根よりも高い位置にくるタイプです。カットされていることで足全体が動かしやすく、スポーツ時などに履くショーツとしてもおすすめです。

・ボーイズレッグショーツ

ボクサーパンツのようなデザインです。はき込み丈が浅く、ヒップの下で水平にカットされています。

蒸れないショーツ選びのポイント

ショーツの蒸れは雑菌が繁殖しやすい環境を作り、肌荒れ・湿疹・ニキビなどの肌トラブル、ニオイなどを引き起こしかねません。そのため、蒸れにくいショーツを選ぶことが大切です。

・適切なサイズを選ぶ

ショーツが蒸れる原因として、サイズが合っていないことが考えられます。サイズが小さいと強く締め付けられ、通気性が悪くなります。一方、サイズが大きすぎると汗が吸収されづらくなってしまいます。ショーツのサイズはウエストとヒップが表示されているため、あらかじめメジャーなどで測定することがポイントです。

・化学繊維は避ける

ショーツの素材には型崩れしにくいポリエステルや、シワになりにくいアクリルなどが使用されています。しかし、化学繊維は耐久性が高い一方で、通気性・吸水性・吸湿性などは低い傾向があるため、注意が必要です。長く使用していると蒸れてしまうかもしれません。

・天然素材の生地を選ぶ

シルクやコットン（綿）などの天然素材は、吸収性・通気性・速乾性に優れていることが特徴です。天然素材は肌に優しく、下着による肌荒れや汗をかいたときの不快感などを軽減できます。例えば、コットン素材のショーツは肌触りが良く、価格も比較的リーズナブルなため、日常的に使うのに適しています。